全国新聞教育研究協議会(全新研)

東京都中学校新聞教育研究会

令和7年度 新聞実践活用 指導者講習会

新聞教育を行う先生方のために開かれている指導者講習会。今年度は8月25日に世田谷区立駒沢中学校で開催されました。「参加者の人数がいつもより多いのは、学校図書館司書や司書教諭の方にもお声がけしたからです」と話すのは、東京都中学校新聞教育研究会事務局長の山田慎一先生。今回の『スクラップ新聞指導法』についての講師も担当しています。
参加者は山田先生の講義を受けた後、実際に新聞を使った実習に取り組んでいました。今回、学校図書館で働く方に多く参加していただいたことで、出来上がった新聞のグループ発表がより充実したものになったことを感じました。同じ教育に携わる立場でも、教室で教える先生と図書館で接する司書さんとでは、子どもの見方が異なります。新聞教育の実習を通して、お互いが異なる立場の教育者の見かた、考え方を知ることができた貴重な機会になったのではないでしょうか。
新聞を読んで、気になる記事を選びます
記事を切り抜き用紙に張り付けていきます
出来上がった自分の新聞をグループ内で共有します
参加者に気さくに話しかける山田先生が素敵でした

令和7年度 東京都中学校新聞スクラップコンクール審査会

 東京都中学校新聞教育研究会では、毎年新聞スクラップコンクールを行っています。令和7年度の審査会は荒川区立尾久八幡中学校で、1月10日に行われました。

 東京都中学校新聞教育研究会が主催するこの新聞コンクールは今回で9回目となります。朝日新聞社と全新研が共催で行っていた全国新聞スクラップコンクールが中止になり、その審査に関わっていた都中新研のメンバーが
「コンクールを続けてほしいという生徒と先生の声に応えることはできないか」と自分たちで始めようとしたことがきっかけとなりました。

毎年、このコンクールで応募をしている作品は次の2つの部門です。

〇スクラップブックの部
 スクラップブックやスクラップノートに新聞記事の切り抜きを貼り「要約」「感想・意見」「調べたこと」などを書き7日間(7回)以上継続して作ってある作品
〇スクラップ新聞の部
 画用紙や模造紙など1枚の用紙に新聞記事の切り抜きを貼り「要約」「感想・意見」「調べたこと」などを書きまとめた作品。

 詳細は毎年5月下旬ころ、都内各公立中学校に東京都中学校新聞教育研究会から送られる『東京都中学校新聞スクラップコンクールのご案内』をご覧ください。
今年度も荒川区立尾久八幡中学校を会場としてお借りしました。校内は明るく廊下も広く素晴らしい環境で審査を行うことができました。
審査会の前に手順を確認していきます
全国小中学校・PTA新聞コンクール審査会で使っていた札も念のため準備されています
作品を部門、学校ごとに並べていきます

審査のポイント

 新聞スクラップコンクールはきちんとした基準に沿って審査していきます。
 審査基準は応募の際に公表されています。


主な基準をあげてみると
①自主性 生徒が作成していること
②読解力 新聞記事の大切な箇所にマーカーやラインがひいて
     ある 
要約の文章がきちんと書いてある
③文章力 企画力 
     誤字や脱字がなく
     学習内容がわかりやすくきちんとまとめられている
④編集力 技術力
     新聞スクラップとしての体裁が整っていて
     見やすく分かりやすい「新聞」となっている
⑤創造性 要約や感想以外に工夫した内容がある

 今回新聞スクラップコンクールに応募された作品は1175作品でした。
 この中から「最優秀賞」「優秀賞」「奨励賞」「努力賞」などを決めていきます。

真剣に読み込みを行う審査委員
読んでいるうちに審査委員も思わず引き込まれる作品がありました
決まった賞の作品には付箋を貼り、記録をしていきます
賞が決まったらそこで終わりではありません。応募票と受賞者リストをひとつひとつ照合し、氏名や学校名に間違えがないかを確認していきます。

これが最優秀賞です

 第9回東京都中学校新聞スクラップコンクール・スクラップ新聞の部で最優秀賞に輝いたのは、葛飾区立大道中学校の3年生の生徒の作品でした。
 きめられた大きさの用紙に、調べたことや自分の主張、意見をコンパクトにまとめるのは、最初は時間と手間がかかります。しかし、その苦労を何度かやっているうちに乗り越えると、自分の考えや意見をどこでも自由に表現する力が身につきます。
見出し、要約、感想のほか調べたことやイメージ図など新聞としてしっかりまとまっています
ぜひ新聞スクラップコンクールに挑戦してみてください

全国の新聞教育に関わる人々が昭和33年(1958年)に創設した研究協議会。新聞づくりやNIEをやってみよう、という先生たちの情報交換、交流の場として役に立てることを願い、全新研のHPが令和7年10月にリニューアルしました。

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